塾講師から見た生徒たち

塾講師である私、コニャックから塾に通う生徒たちの勉強法の改善

受験勉強と今までの勉強はどう変わる?

こんにちは。

コニャックです。

 

 

教え子の一人が早稲田大学を受験していたんですが、その合格通知が先日来たそうで

とても喜んでいました。

 

これから国立大の受験ですが、この調子で第一志望にも合格してもらいたです。

 

講師側としては、自分の大学よりもいい大学に行って欲しいと思いながら、

一人の人間として、悔しいと思う気持ちも同時に生まれてます汗

 

東大の人はだったらそんなことは思わないで済むかもしれませんね笑

 

ですが、やはり塾内でトップを取るような生徒を見ていたら思いますけど、

成績に見合った量の努力をしています。

 

正直言って、勉強してるけど成績が伸びないと嘆いてる生徒と

勉強量を比較しても何倍も努力をしています。

 

私も高校時代こんなに勉強に励んでいたか疑わしいとこですが、

本番に強いタイプだったのが功を奏したのかもしれません。

 

さて、それでは今回お話するのは受験勉強に関する内容です。

 

 

科目も受験で必要なものに絞ったり、

テスト時間に適した時間配分を考えたり、

苦手な科目があるなら、

合格点になるように得点配分を設定したり、

問題の癖を理解したりなど、

今までの勉強にこんなことはなかったと思います。

 

あえて出すなら、東大は二次試験で全科目必要だったり、

東工大は数学の点数が全750点中300点を占めていてり、

早稲田大学は試験時間が短いので、時間配分が重要だったり

それぞれ二次試験は全く異なります。

 

二次試験の対策を全くせずに試験に挑む人はいないとは思いますが、

多くの生徒が受験直前に赤本を買うという、固定概念にとらわれています。

 

もしあなたが東大を受けるなら全科目をほぼ完璧にこなす必要がありますが、

多くの場合はそうではないと思います。

 

どんな難関大学でも全科目を必要とすることはそうそうありません。

 

センター試験はもちろん各大学で指定されている科目を受けないと

受験資格がもらえませんから、しっかり確認してくださいね。

 

大学でセンターでは倫理・政治・経済を受けることを指定されていれば、

それに従わないと受験できないということです。

 

ここまででなんとなく、

受験生がしなくてはいけないことが理解できたと思います。

 

それではこれから1年間、学校の授業と並行にして

自分の希望する大学への進学の一歩を踏んでいかなければなりません。

 

基本高校は進学校でない限り、

先生が個人の受験に対して熱心に取り組んでくれることはありません。

 

教師として教えなければいけないことを教えさえすれば、

あとはお好きにしてくださいです。

 

つまり受験は直前になるまで、自分から動かなければ自覚することができません。

 

部活をしている人も多いでしょうから、

引退と同時に受験勉強という流れが主流ですが、ここからでは少々遅いです。

 

夏に引退してそこから受験勉強となると、

自分の人生がかかった大学受験を半年で突破しなくてはなりません。

 

そこから猛勉強して成績が上がったとしても、間に合わないことだってあります。

 

それで浪人しなくてはいけないなんてこともあり得る話ですからね汗

 

そんなことにならないためにも、

これから受験の人たちは先手を取っておかなくてはいけません。

 

部活が終わり、寝る前の30分だけでもいいので受験に向けて時間を割いてください。

 

頭のいい人というのは未来で起こる状況を想定して、

前もって準備ができる人だと思います。

 

例えば、友人との約束で待ち合わせ時間に間に合わせるなら

何時に起きて、何時までに服を着替えて、何時の電車に乗ればいいのか、

先読みして前もって行動できるかどうかと同じです。

 

つまり、急げばまだ間に合うし......と二度寝をしたり、テレビを見ていたりすると

友達の約束の時間には電車に乗り遅れたら、遅刻なんてこともよくある話ですよね。

 

受験では決して乗り遅れのないようにしてくだいね。

 

というわけで、

受験勉強はまず赤本を買うことから始まるわけですね。

 

そこから出題される科目を調べ、出題傾向を把握し、

赤本の執筆者の講評を読むことです。

 

赤本は過去の問題が載っているだけでなく、合格者の実際の声や、

過去の合格者最低点など多くの情報が記載されています。

 

赤本が第一志望合格のための必需品であるわけです。

 

 

買わない手はないですよね。

 

どうせ買うなら早いに越したことはないでしょう。

 

ちなみに最新版でなければ、

赤本自体はとても安く手に入るので参考にしてください。

 

大学のブランドだけで選ぶなら、今の自分の偏差値10上の大学を探して、

選ぶのもいいのじゃないかと思います。

 

私の高校時代の友人は偏差値80だったので、

偏差値90程度の大学を選んだらいいわけです。

 

つまり東大医学部ってわけですね...

恐ろしい話です笑

 

私には到底辿り着けない域のレベルです。

 

そういえばあまり知られていないようですが、

早稲田大学の受験では一科目が他受験生に比べてかなり高いと、

全教科合計点で最低点に足りていなくても、合格できるような制度がありますので

一科目でも誰にも負けない自信があれば、

私学は日程が被らなければいくつでも受けれますので、

早稲田大学に受験するのもいいかもしれません。

早稲田大学(基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部) (2017年版大学入試シリーズ)

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制度があるのは知っていますが、

実際にそれで本来は不合格の人が合格した

という話は一度も聞いたことがないので、

本人にも知らされないものなのかもしれません。

 

話が少し逸れてしまいましたが、

みなさんのお役に立てれば幸いです。

 

 

それでは、ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

 

 

greets from Japan

 

 

Cognac