塾講師から見た生徒たち

塾講師である私、コニャックから塾に通う生徒たちの勉強法の改善

高卒ってどうですか。

こんにちは。

コニャックです。

 

 

今回は高校を卒業後の展望が見えていない方に向けて、

少しお話できればと思います。

 

前回では受験生としての心構えのような話をさせていただきました。

 

>> 受験する大学どうやって選んでる? - 塾講師から見た生徒たち

 

 

 

そして今回のテーマは大学進学の重要性です。

 

と言っても、みなさんの進路を強制するような内容ではありません。

 

みなさんは今まで高校のテストで点数を取るための

勉強をしてきたのではないでしょうか。

 

しかし、これからは受験のための勉強がメインになりますよね。

 

あるいは高校を卒業すれば働きに出ようと考えている方もいるはずです。

 

 そして今から伝える内容は、

高校卒業の後に進路に悩んでいる方に向けたものです。

 

自分の将来の姿がはっきり見えている方はここで、

少しの時間でも将来のための投資をしてください。

 

今勉強がつらい人は30歳、40歳になった時に、

自分が何をしているか想像してください。

 

高校を出て働きたいと思っている方、本当に後悔しませんか。

 

ここであえて少し厳しいことを言います。

 

もしも仮にあなたが高校卒業と同時に職に就くとします。

 

前提として、いわゆる高卒で働ける仕事というのは誰でもできる仕事です。

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わかりますよね、頭を使わない、知識を必要としない仕事がメインになってきます。

 

何があるかと考えてみると力仕事、流れ作業などが思いつきます。

 

大体がこの辺りな気もします。

 

バイト経験してわかりましたが、精神的にかなりきつい世界です。

 

高卒の社員の方も毎朝早くから、

外で重労働、時間までずっと繰り返される流れ作業....

私は耐えれませんね汗

本当に尊敬しますが、個人的には自分の職にはしたくないです。

 

以上からも、大学へ進学してバイトとして、

同じことが経験できるということがわかりますよね。

 

もちろん自分で会社を立ち上げたり、何かをする場合は例外です。

 

本当の話です。

 

私がバイトを何個も掛け持ちして、わかったことは高卒の人や大学を途中でやめた人が働いていることってバイトとしていることと大して変わらないですから。

 

どこかとは言いません。

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みなさんも自分が会社の社長の気分になってください。

 

自分の会社には多くの人たちが就職できることを夢見て、

採用面接に来ます。

 

そして大学で専門的な知識を学んできた人たちと、高卒しただけの人、

どっちをあなたは採用しますか。

 

そして大企業なら何百、何千という多くのES(エントリーシート)という志願書が送られてきます。

 

企業側は彼ら全員を面接している時間もありません。

 

そこでその提出された願書だけで面接したい人たちを選ぶのです。

 

あなたはここで大卒、高卒と2グループに分けるなら

どちらのグループを選びますか。

 

愚問ですよね。

 

もちろん、高卒の方々の中にも仕事ができる人がいるかもしれません。

 

しかし世の中はそううまくできていません。

 

万が一、同じ企業に高卒の方と大卒の方が採用されたとします。

 

そして一緒に働き出して、同じ業績を上げている。

 

これから頑張っていこうなと話し合っていると、いつの間にか

大卒の方は課長、部長へと出世しているのに高卒の方は平社員のまま。

 

なんて話珍しくもなんともないのです。

 

高卒で働くということはそういうことです。

 

大学へ進学しておけば、バイトという形で職場の過酷さを体感できます。

 

店長や社員の方達の労働時間もかなりBLACKだったり....

 

大学へ行くことはそれだけでも重要な役割を果たしてくれていると、

私は愚考いたします。

 

みんなよりも早く働きたい、

お金を稼ぎたいという気持ちでは長くは持たないと思います。

 

友人たちが夏休みなどの長期休暇を満喫している中で仕事をしなければならない

なんて状況かなり厳しいと思います。

 

自慢できることじゃないですが、

海や旅行に行っている友人を横目に仕事を頑張ろう!

と割り切れる自信はありません笑

 

中学時代の学友が高卒で仕事をしていると言っていましたが、

聞いていると大変そうです笑

 

当然ですが、大学出たからと言って楽な仕事ができるとは限りませんよ。

 

実家を継ぎたい。

職人になりたい。

といった強い覚悟がある人たちの選択肢であることを頭に入れておいてください。

 

大学何を学びたいのかわからない場合は、

東大の以外にも幾つかの大学が入学1年間は一般教養を学び、

2年後からは自分が希望する専門分野を

学ぶというシステムが体系化されている大学があります。

 

そのような大学に進学されてもいいのではないでしょうか。

 

現在の日本では、

学歴が自分のステータスになるようなことが

遺憾なことではありますが、

非常に多いのです。

 

そして、一生その肩書きが付いてくることになります。

高卒というだけで、できる仕事が限られてきますし、

出世などにも大きく関わってきます。

 

自分よりも学歴が低いと判断するや否や、

学歴を振りかざして天下を取ったような態度をとる人もいます。

 

しかし、学歴があるからと言って必ず出世できるかどうかは別です。

 

学力があっても仕事ができなければ意味ありませんよね。

 

なので個人的には皆さんが学力で

人を判断するようなことはして欲しくはありません。

 

 

実績、キャリアで判断するのは問題ないとは思いますがね。

 

 

それでもまずは、

自分に箔をつけないことには社会の土俵にも立たせてもらえないのです。

 

 

大学に進学するか、

働き出すか悩んでいる方は、

もう一度再考してみてください。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

大学とは何か (岩波新書)

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