受験する大学どうやって選んでる?
こんにちは。
コニャックです。
今まさに受験真っ最中ですね。
教え子も今日東京の私大の受験を無事終えたことと思います。
と、と思っていたんですが!
私が今使用しているPCが壊れてしまい、
本日やっと復活してくれました汗
理系大学生の私にはかなり致命的でしたが、
研究室から大学用のパソコンを借りて過ごしていました汗
まぁ私学受験もそろそろ大詰めといったところでしょうが、
今回は次1年後に受験する生徒たちに向けてお話しします。
2年後、3年後の受験生の方も聞いていただければ幸いです。
受験生の一年間ってどんな感じか想像したことがありますか。
そして人生でかなりのビッグイベントだと思います。
大学受験の多くの方が人生で最初のBig Waveになること間違いなしでしょう。
私の友人は高校3年の時に全国模試で大阪で3番という驚異的な学力を誇っていましたが、家から一番近い大学がいいという理由で関西四大の一つに通っています。
国立受験も高校の意向もあって大阪の某有名国立大を受けて合格しているんですから怪奇的この上ないですよね。
こっちは高校時代寝る間も惜しんで勉学に励んでいたというのに
彼は高校時代、携帯で麻雀やトランプをして遊んでいたんですから.....
彼の親はどう思っていたんでしょうか。
私はそこがかなり気になりますが笑
彼のような方が多くいるとは考えにくいので、第一志望を譲れないと
意気込んでいる方に向けて私はこの記事を書いていきたいと思います。
これから受験生になる皆さん。
そろそろ志望校は決まりましたか。
東大を目指す人、国立大学を目指す人、早稲田大学や、慶応大学のような私学に目指す人、医者を目指す人、弁護士になりたい人など、みなさんそれぞれでしょう。
ここでまず、塾講師を始めて気づいたことがあります。
受験生の多くの方が自分の成績、偏差値で大学をえらぶ傾向にあります。
一面的に見れば、それは正しいでしょう。
みなさん受験期になってくると、
自分の偏差値よりも少し上の大学に的を絞るのではないでしょうか。
高校側の関係者たちもそれを望んでいますので、
自分の背に見合った大学を薦めてきます。
しかし、私はそこに問題があると公言いたします。
そもそも大学というのは学生たちが社会に出て活躍できる人材を育成する場です。
それぞれの大学には各々の特色があり、得手不得手が存在します。
もちろん、相対的に見た場合の話ですが。
例えば、東京工業大学をご存知でしょうか。
(私の最初の第一志望です)
関西圏ではあまり知られていないようで、
工業大学とだけ聞いてよろしくないイメージを持つ方も多いのです。
ここでは世界水準の高性能な機器が多く揃えられています。
理工系だけで見れば東大に肩を並べるほど世界的に有名な大学なのですが、
ここで学べるのはロボット工学、人工知能、AI、他にも建築や生命工学など、
全て理工学的分野なのです。
人口知能の研究は東大よりも発展しているかもしれません。
つまり私が言いたいのは目標の過程に大学があるだけで、
大学が全てではないということです。
大学は飽くまでも私たちの将来就く仕事のサポート的役割にすぎません。
まずは以上のことを頭に入れた上でもう一度再考してもらいたい。
ネームバリューにこだわった大学選びは落とし穴にはまります。
人口知能を学びたいと今思うなら、人口知能に権威のある大学を探してください。
そして、リストアップされた中で一番自分が魅力を感じた大学を目指してください。
そのようにして決めた大学では、
有意義なキャンパスライフ、
就職先も磐石なものになるでしょう。
結局大学に入学して、やりたいこともわからないし、
思っていたのと違うなんてことになれば大学で何してたんですか、という話です。
高校生にありがちな勘違いがやりたいことは大学で決めるという考えです。
正直言いますと、
大学に入学した瞬間に将来の就職先がほぼ決まると思っていてください。
自分のやりたい学科がないけど、有名な大学だからここにしよう。
などと考えれば人生で大きな過ちを犯してしまいます。
多面的に見たときに偏差値だけでは大学を選ぶことは少々早計でしょう。
自分のやりたいことを思う存分できる大学を目指してください。
学歴なんて言葉に執着しないでください。
賢い大学だからと威張るような人にならないでください。
社会から見れば学歴なんてどうでもいいのです。
東大に出て、外資系の企業に就職して海外のビジネスマン相手に怯えて
喋れないなら、必要ありませんから。
塾講師になって、知識はあっても教え方がわからなければ必要ありませんから。
要するに適材適所です。
そこで仕事ができるかどうかです。
そのあとに学歴がどうこうという話です。
国語ができない、数学ができない、英語ができない
、別に気にすることじゃないと思いませんか?
絵が得意、ドイツ語が得意と自分のいいところを生かせる仕事をすればいいのです。
社会で活躍するのは偏差値じゃないんですから笑
そうやって大学を選ぶことが重要です。
そしてその大学に入るための勉強をしてください。
受験期になって赤本を買う人が多いようですが、
私から言わしてみれば遅いです。
遅きに失するとはまさにこのことです。
本気で行きたい大学なら、
そう思った瞬間に買っておくべきだと思いませんか。
科目は何なのか、各教科ごとの配点はどうなのか、出題傾向はどうなのか、
受験直前に知るのと、1年前、2年前に把握しているのと、
どっちが受験に向けて準備できているでしょうか。
言わずもがなですが、受験直前まで必死に勉強していた科目が必要なかったら...
これを聞いてどうするべきなのかは皆様にお任せします。
少し長くなってしまいましたので続きは次回に持ち越したいと思います。
それではここまで読んでいただきありがとうございます。
みなさんの受験がかけがえのないものになることを願います。
greets from Japan
Cognac